一見は百聞に如かず。

ご縁あって文字道の伊藤義博さんの写植工房にお邪魔して写植体験をしてきました。

写植時代を知らない私にとって、写植って資料本の中で機械を見たり、活版印刷職人さんや先輩デザイナーさんから話を聞くばかりで、実際のところ、何度聞いてもイマイチ仕組みがピンと来ないエリアでした。

百聞は一見に如かず、とはまさにその通り。今回の写植体験を通してナルホド!の連続で、「文字好き」ならではのディープで貴重なお話もたくさん伺って気が付いたら日が暮れていました(笑)。

伊藤さんのお仕事、いつか「活版印刷の話が聞きたい 番外編」として写植トークをしに来て頂きたいです。

今回の写植体験で使用した書体は以下の通り。ミンカール以外は伊藤さんが好きな書体を選んでいただきました。昭和感が溢れています!

"愛のある"→CMR ミンカール
写真植字の話が聞きたい。→BKIG ボカッシイG
伊藤義博→BRA曽蘭太隷書
編→石井細明朝体
東條メリー→秀英明朝 デジタルとちょっと違うらしいです!