「おまかせ」すること

この間、ふと気が付いたことがある。
私が信頼している方達は、最後にこう言う。
「細かいことは、まかせてもらっちゃってもいいかな?」
誤魔化しや逃げではなく、正しく使うには、自信が無いと出てこない言葉だ。

私は「おまかせ」するのが好きである。

大まかな事は伝えて、あとは「おまかせ」する。それは、こちらの意思やこだわりがないわけではなく、相手の技量や采配に任せる余白を残すことによって期待以上のものが出来上がる場合が多いから。

そして、何よりも信頼していないと「おまかせ」できない。

だから、いわゆる丸投げではなく、正しく「おまかせ」されると、こちらも緊張すると同時に、やり甲斐を感じる。

「はい、おまかせします。」

この言葉が気持ちよく出た時は、相手に対して信頼して期待をしている時であり、仕上りが楽しみな時である。